コラム

2024/04/17 コラム

虐待を疑われて子供が児童相談所に一時保護されてしまった…!子供と面会はできるのか?

児童虐待からの保護のイラスト

【一時保護とは】

子供に虐待をしていると疑われた場合、幼稚園・保育園・小学校・近隣の住民からの通報で、子供が児童相談所に一時保護される場合があります。

児童相談所の一時保護は児童の身の安全のために行われる処分であり、児童福祉法33条に規定されています。

 

【一時保護の期間や面会について】

一時保護は原則2ヶ月と定められていますが、期間の延長も認められます。

この期間内に、児童相談所は子供を家に帰すか、施設で保護するかを決定します。

一時保護中に、子供と親の面会を禁止する法律上の規定はありませんが、実務上は調査を終えて家に帰すか否かの方針が定まらない限り、面会が認められるケースは少ないです。

一時保護の期間中は何度も児童相談所から呼び出され、話を聞かれます。

 

【子供に手紙などは渡せるのか】

一時保護中の子供に手紙を渡すことを禁止する規定はありません。

ですが、面会同様、実務上は手紙を渡すことが認められないケースが多いです。

 

【まとめ】

法律の専門家である弁護士が児童相談所との間に入って仲介をすることで、第三者の立場から客観的に交渉を行うことで主張が認められやすくなります。

 

須賀法律事務所では、一時保護や虐待に関するご依頼をお受けすることが可能です。

お問い合わせはお電話またはLINEにてお待ちしております!

© 須賀法律事務所