2024/01/15 コラム
SNSの匿名投稿で誹謗中傷された!開示請求やその後の流れなどを解説します!
「匿名の掲示板で誹謗中傷された…」
「開示請求をして訴えたいがどうしたらいいかわからない…」
開示請求やその後の流れなどをわかりやすく解説します!
【開示請求とは】
個人情報の保護に関する法律第33条によれば、「本人は、個人情報取扱事業者に対し、当該本人が識別される保有個人データの電磁的記録の提供による方法その他の個人情報保護委員会規則で定める方法による開示を請求することができる」としています。
すなわち開示請求とは、個人情報を保有されている本人が、企業などの個人情報取扱事業者に対して、自分の個人情報(保有個人データ)の開示を請求するための手続をいいます。
また、開示請求は誰でも行うことができます。
【開示請求の流れ】
個人情報取扱事業者は、「開示請求の申出先」や「開示請求に際して提出すべき書面の洋式やその他受付方法」、「開示をする際に徴収する手数料の徴収方法」などを定めなければならないと規定されており(法37条)、定められた手続方法で請求をすることになります。
窓口にて開示請求書を提出する、開示請求書を郵送にて送る、オンラインで提出するなど事業者によって手続が異なりますので、ご確認ください。
開示・不開示の決定は原則30日以内に行われます。そして、開示の実施の申出は決定通知から30日以内に行う必要があります。
気が付いたら期日を経過していたなどがないよう、よく確認しましょう。
【開示請求後の流れ】
開示請求の結果、相手方の氏名や住所が特定できれば民事責任として慰謝料請求などを請求していくことができます。
また、警察に対して被害届や刑事告訴を働きかけることによって刑事責任を追及することも可能です。
SNSの誹謗中傷や開示請求でお困りの方は須賀法律事務所までご相談ください。
お問い合わせは電話またはLINEにてお待ちしております。