2023/05/03 コラム
家族が警察に連れていかれた！逮捕された場合はどうしたらいいのか解説！
「家族が逮捕されてしまった」「警察に連れてかれて帰ってこない」
【家族が警察に連れていかれたら】
ある日突然、警察が自宅へ来て、家族が連れていかれた・・・
そういったケースはめずらしくありません。
最初は事情聴取で連れていかれたとしても、当日中に家族が帰ってこなかった場合は
逮捕に切り替わっている可能性が高いです。
逮捕された場合、本人は警察署内にある留置場から出ることを禁止され、
外部との連絡も自由に取れなくなります。
逮捕後に、唯一連絡をすることができるのは弁護士だけです。
そして、逮捕されたからといって、警察から家族に対して必ずしも連絡がくるとは限りません。
逮捕された家族が未成年だったり、親と同居している場合には連絡が来るのが一般的です。
また、逮捕された者の配偶者にも基本的には連絡がいきます。
【逮捕からの流れ】
逮捕されると、被疑者と呼ばれる立場になります。
警察の留置所または拘置所で、最大48時間身柄を拘束され、取り調べを受けることになります。
この48時間以内に嫌疑が晴れなければ、検察へ送致されることになります。
送致されると、検察官は24時間以内に勾留請求するかどうか判断します。
容疑者の住所が不定であったり、証拠隠滅や逃亡の恐れがあると検察官が判断し、
それを裁判所が認めた場合は引き続き勾留され、取り調べを受けることになります。
勾留は最低10日間〜最大で20日間、身柄が拘束されます。
つまり、逮捕されてから起訴されるまで最長23日間も身柄を拘束される可能性があります。
勾留中に検察官は起訴・不起訴の判断を下します。
起訴されると刑事裁判にかけられることになり、非常に高い確率で有罪となります。
有罪になると前科が付きますから、前科をつけないためには不起訴処分を目指すことになります。
【弁護士に依頼するタイミング】
刑事事件はスピード勝負です。
弁護士への依頼が早いほど、可能な弁護活動が増えます。
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