コラム

2024/03/11 コラム

示談交渉は自分でできる?弁護士に依頼するべきメリットは何がある?

弁護士のイラスト示談交渉は自分でできるのか?弁護士に依頼するべき?

 

【示談とは】

トラブルの当事者同士が、お互いに譲歩して和解すること示談と言います。

一般的には、加害者側は被害者側に示談金を支払い、

被害者側は加害者側に対して刑事処罰を求めないことを誓うという内容が多いです。

 

【自分で示談交渉はできるのか】

ご自身で示談交渉を行うことも可能ですが、お互いが譲歩できず揉めるケースや、

被害者の被害感情が強く加害者と直接やり取りをしたくないというケースもあります。

また、ご自身が逮捕されて身柄を拘束されてしまった場合は

自分で示談交渉を行うことは物理的に不可能になります。

 

【示談のメリット】

示談が成立すると、示談をしなかった場合に比べて

不起訴になる確率が大幅にアップします。

また、警察の介入前であれば示談内容に被害届等を出さない旨の

内容を加えることにより、警察に事件を知られることなく、

前科・前歴もつかずに解決することができます。

 

【示談交渉を弁護士に依頼した場合のメリット】

①自分の代わりに弁護士が示談交渉を行うため、

相手方と話す必要がなく精神的負担が軽減されます。

②経験豊富な弁護士であれば、示談内容が適切であるかの判断ができます。

法律知識がない場合、極端な額の示談金を提示されたり、ご自身にデメリットのある示談内容に

されていても気付くことができない場合があります。

③加害者が被害者と直接やりとりするよりも弁護士を介入した方が

トラブルが少なく、迅速な解決が見込めます。

被害者の連絡先がわからない場合などは警察を通じて被害者の連絡先を

入手することが多いですが、その場合、加害者に連絡先を教えるのは抵抗があるが

弁護士になら教えても構わないといった考えの方は多く存在します。

特に性犯罪やストーカー等のセンシティブな事件の場合はその傾向が強まります。

 

刑事事件に巻き込まれたらまずは弁護士に相談することをおすすめします。

示談交渉等について、加害者側・被害者側ともに

当事務所でご相談をお受けできますのでお困りの方はご連絡ください。

 

 

 

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