2026/07/25 解決事例
電車内痴漢で現行犯逮捕されるも早期の示談成立により不起訴処分を獲得しました。
迷惑防止条例違反(痴漢)
◆ ご相談の経緯(ご家族からのご相談)

平日の朝、いつものように通勤電車に乗っていたところ、突然「この人です」と、その場で痴漢の疑いをかけられました。ご本人は何が起きたのか理解できないまま現行犯逮捕され、ご家族から「このまま仕事を失ってしまうのではないか」と切迫した状況でご相談をいただきました。
接見の中でご本人は一貫して「身に覚えがない」と話していましたが、逮捕後は取調べが続き、勾留されれば数日から数週間にわたり身柄を拘束される可能性がありました。仕事への影響を最小限に抑えることが、何よりも重要な状況でした。
◆ 弁護活動の内容

ご依頼を受けた直後に警察署へ接見に向かい、ご本人から詳しく事情を伺いました。そのうえで、取調べで不用意な発言をしないための注意点や、今後の見通しについて丁寧に説明し、不安を抱えたご本人を精神的にも支えました。
また、事実関係を慎重に整理し、争うべき点と争わない点を明確にしたうえで、逃亡や証拠隠滅のおそれがないこと、仕事や生活基盤があることなどを資料とともに検察官へ主張し、勾留の必要性がないことを粘り強く訴えました。
並行して、被害者の方の代理人を通じて誠実に示談交渉を進め、双方にとって納得できる解決を目指しました。
◆ 結果→不起訴
弁護活動の結果、検察官による勾留請求は見送られ、ご本人は早期に身柄を解放されました。その後、示談も無事に成立し、不起訴処分となったため、前科が付くことなく事件は終了しました。
早期に身柄が解放されたことで、勤務先への影響も最小限に抑えられ、退職や解雇といった事態を避けることができました。ご本人からは「人生が終わったと思っていたが、すぐに対応してもらえたことで元の生活に戻ることができた」とのお言葉をいただきました。
◆ 弁護士からのひとこと

痴漢事件では、逮捕直後の対応がその後の結果を大きく左右します。取調べでの受け答えや、勾留を防ぐための活動は、できるだけ早い段階で行うことが重要です。
「身に覚えがないので争いたい」「事実を認めて早期に解決したい」――どちらの場合でも、状況に応じた適切な方針があります。
逮捕されたご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。突然の逮捕でどうすればよいか分からないときは、一人で悩まず、できる限り早くご相談ください。初動が早いほど、ご本人の生活や将来を守れる可能性は高まります。
痴漢に関するよくあるご相談



