解決事例

2025/02/11 解決事例

【不同意性交】被害者との示談成立により不起訴処分を獲得した事案

 

罪名 解決結果
不同意性交罪 不起訴処分を獲得
(不同意性交等)
第百七十七条 

前条第一項各号に掲げる行為又は事由その他これらに類する行為又は事由により、同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、性交、こう門性交、口くう性交又はちつ若しくは肛門に身体の一部(陰茎を除く。)若しくは物を挿入する行為であってわいせつなもの(以下この条及び第百七十九条第二項において「性交等」という。)をした者は、婚姻関係の有無にかかわらず、五年以上の有期拘禁刑に処する。

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十六歳未満の者に対し、性交等をした者(当該十六歳未満の者が十三歳以上である場合については、その者が生まれた日より五年以上前の日に生まれた者に限る。)も、第一項と同様とする。

引用元:e-Gov法令検索

【事件の内容】

街で声をかけた女性と性行為を行った。のちにその女性が14歳であったことが発覚。女性の親から通報があり逮捕された事案。

【ご相談から依頼までの経緯】

知人からの連絡を受け、即日接見対応。すぐに受任しました。

【弁護活動の結果】

取り調べ対応の指示・社会復帰につながるように家庭内環境調整・示談交渉をまとめ、不起訴意見書を提出しました。これらの弁護活動の結果不起訴処分を獲得しました。

【コメント】

このたびのケースでは、依頼者の方がしっかりと反省し、真摯な姿勢で取り調べや示談交渉に向き合った結果、不起訴処分を獲得することができました。特に、早い段階で示談交渉を進めたことが非常に重要なポイントでした。

また、被害者の方は決して「相手側」や「敵」ではありません。被害者の方の心情を尊重し、誠実に対応することが、依頼者の社会復帰や新たな一歩につながるのだと考えています。

法律のトラブルは誰にでも起こり得るものです。困ったときは、早めにご相談ください。一緒に最善の解決策を考えていきましょう。

 

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