コラム

2023/12/04 コラム

不法侵入は何罪になる?住居侵入罪と建造物侵入罪の違いとは何か?

柵を乗り越えて侵入する人のイラスト 本コラムでは不法侵入について解説していきます!

【不法侵入とは】

一般的には他人の敷地に無断で入ることを不法侵入と言います。

しかし、不法侵入罪という犯罪はありません

住居侵入罪もしくは建造物侵入罪に該当するケースがほとんどです。

 

【住居侵入罪・建造物侵入罪とは】

住居侵入等)

第百三十条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

引用元:e-Gov法令検索

簡単にいうと、人の家への侵入を住居侵入罪
人の看守する邸宅・建造物・艦船への侵入を建造物侵入罪と言います。

 

【もし罪に問われてしまったら】

被害者との示談交渉を進めて、被害届や告訴を取り下げてもらうことがまず考えられます。

示談が成立することで、逮捕を回避したり不起訴処分の獲得が期待できるでしょう。

また、不法侵入はしたものの、他人の敷地だとは思わず侵入してしまったり、

正当な理由があって立ち入った場合には、侵入には該当するものの

不法の目的はなかったとして争う余地があります。

刑事事件の弁護実績が豊富な弁護士に相談し、適切な対応をしましょう。

 

当事務所では刑事事件に力を入れております。

お困りのことがございましたらまずはお気軽にご相談ください!

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